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国宝殿春季企画展「比叡物語-名宝で語る信仰と歴史-」
2026.03.25展示
延暦7年(788)、伝教大師最澄によって開かれた比叡山延暦寺は、1200年以上にわたって天台の教えを守り伝え、多くの高僧たちを輩出してきました。そのため、「日本仏教の母山」とも称されています。鎌倉時代に活躍した天台僧・慈円は「世の中に山てふ山は多かれど、山とはひえのみ山をぞいう」という歌を詠んでいます。このように、比叡山は日本屈指の霊山として、仏教史のみならず日本の歴史を語る上では欠かせない存在といえます。
比叡山国宝殿は、比叡山や関連寺院等に伝来した宝物を保存・展示する施設として、平成4年(1992)に開館いたしました。開祖である伝教大師最澄ゆかりの宝物をはじめ、仏像・仏画・書跡・工芸品・考古品など、館蔵品は多岐にわたります。
この度の展覧会は、そうした国宝殿の館蔵品の中から選りすぐった名宝を通じ、延暦寺1200年の歴史を垣間見ようとするものです。
本展覧会を機に、あらためて比叡山が育んできた歴史と文化に触れていただければ幸いです。
会期
2026年4月18日(土)~6月15日(月)(59日間)
休館日:4月16(木)、17日(金)、5月22日(金)、6月16日(火)
会場
比叡山国宝殿 2階展示室(※一部、1階展示室を使用)
展示構成
第1章 延暦寺の黎明
第2章 筆に込めた祈り
第3章 天台密教の世界
第4章 天下泰平と延暦寺
主な出陳作品
国宝 天台法華宗年分縁起 一巻 平安時代(9世紀)
国宝 伝教大師入唐牒 一巻 唐・貞元20~21年(804~805)
重文 木造 千手観音立像 一躯 平安時代(9世紀)
重文 羽柴秀吉判物 一通 桃山・天正12年(1584)



